2026年9月、友人のかっちゃんに誘われてアメリカのマウント・シャスタへ行ってきました。「呼ばれて会いに行く」—そんな感覚が、不思議とぴったりな旅です。
現地でミキさん、マークさんと合流し、日本から旅友8名でゲストハウスにステイ。みんなで買い出しをして、ご飯を作ったり、湧き水に触れたり、自然の中でピクニックをしたり。ゆったりとしたリトリートの時間を過ごせました。そのときのことを滞在記として残しておこうと思います。
旅の行程(7泊8日)
9/9 沖縄→ 成田(機内泊)→サンフランシスコ
9/10 サンフランシスコからシャスタへ
9/11〜13 シャスタ滞在(湧き水、滝、湖、洞窟)
9/14 シャスタ → サンフランシスコ空港 → 帰国便(機内泊)
9/15 成田着・成田空港近くホテル泊
9/16 沖縄へ帰着
久しぶりに7泊8日という長い休みをいただくのは大変でしたが、日常を忘れるほど、心から充実した時間になりました。
復職した翌日から9日連続出勤が続き…ようやく、この滞在記を書く時間が取れました。
9月9日 出発の日
昼の便で那覇を出発し、その後旅友と合流。夜の成田国際空港からLCCに乗って太平洋を渡りました。機内は薄暗く、窓の外は深い闇。エンジンの低い音だけが続いています。
仮眠を取ろうと目を閉じても、うとうとしては目が覚めてしまう繰り返し。なかなか熟睡できず、10時間近いフライトは思った以上に長く感じました。時間の感覚が少しずつ曖昧になっていくなかで、ただじっと空の上にいるような気分でした。
やがて、到着を知らせる機内アナウンスが流れます。
窓の外を見ると、日本とは違う乾燥した大地と海が広がっていました。
「やっと着いた」という安堵と、もう一日が終わるんだという静かな気持ちが、同時に胸に浮かびます。サンフランシスコに着いたのは、同じ9/9の夕方16時ごろ。
日付変更線をまたぐと、まるで1日を2回生きたような、不思議な感覚になります。

到着ロビーに降り立った瞬間、低い湿度の空気が肌に触れました。
この日のカリフォルニア州サンフランシスコは34.4°C、湿度わずか19%。普段は涼しい沿岸気候なのに、暑くてカラッカラ。乾燥が本当にすごかったです。
「あ、アメリカに来たんだ」と、あらためて実感が湧いてきます。後で調べてみると、内陸の熱が流れ込んで、例外的に暑い日だったそうです。
サンフランシスコと言えば、ゴールデンゲートブリッジ。
映画のワンシーンで何度も見た、あの鮮やかな赤い橋です。


手前に見えるのはアルカトラズ島。「ザ・ロック」とも呼ばれ、かつて警備が最も厳しい刑務所があった場所です。
もともとは海軍の防衛施設で、20世紀初頭に軍刑務所となり、1930年代からは連邦刑務所として使われました。アル・カポネをはじめ、多くの大物ギャングが収容されたことでも有名です。1963年に閉鎖され、今は人気の観光地になっています。
ゴールデンゲートブリッジと「別れと再会」

アルカトラズは、先月娘が夢中になってた『ルパン三世アルカトラズコネクション』でもこの街が舞台になっています。帰ったら、「お父さん、ルパンの街に行って来たよ」と話してあげようと思いました。妻にはホームドラマ『フルハウス』の街並みの話を。坂道に並ぶカラフルな住宅街を眺めていると、ドラマや作品の事を思い出しワクワクしました。
そして、この橋を望む場所に立って、息子が幼い頃によく見ていた映画『バンブルビー』(トランスフォーマーシリーズのスピンオフ)のラストシーンを、ふと思い出しました。
劇中でバンブルビーがチャーリーと静かに別れを告げたあと、オプティマス・プライムと再会する場所——それがゴールデンゲートブリッジでした。
「スピリチュアルファミリーと旅するよ」と、かっちゃんから声をかけてもらったのがきっかけ。
旅のはじまりは、これから何が待っているのか全く分からない状態。
でも、旅を終えて滞在記を書いている今、「別れと再会」というテーマが、あの出発の時点ですでに重なっていたように感じます。
旅友のなかには、転職を決意して新しい一歩を踏み出そうとしている人や、家族との別れを経験してきた人もいました。それぞれの「別れ」を胸に秘めて集まったメンバーが、シャスタで時間を共にしたこと。それが、今回の旅の静かなテーマになっていたのかもしれません。
最初の宿、Hyatt House Belmont
マークさんたちが用意してくれたサンフランシスコの宿は「Hyatt House Belmont」。
オラクル本社の近く、有名なIT企業が集まるエリアにありながら、周りは緑が多く、意外なほど自然豊かな場所でした。

9月9日という一日を、私は35時間かけて過ごしました。長い一日の終わり、ホテルの窓から見えた夕暮れの空は、沖縄とも成田とも違う色をしていました。
ゴールデンゲートブリッジの前で思い出した「別れと再会」。
その言葉の意味を、このあとシャスタで何度も感じることになるとは、この時はまだ知りませんでした。
続きは次回の滞在記で。どうぞお楽しみに

コメント