「靴磨き世界一周アフリカ編報告会」@沖縄

2025年2月16日、靴磨き世界一周アフリカ編報告会@沖縄に参加してきました。
今回のイベントは、佐原総将さんの活動に感動した主催者で友人のゆうこりんの想いから実現したものです。
靴磨きで世界を旅する男、佐原総将さんとは
1994年大阪生まれ。「世界を足元から輝かせる」をモットーに、靴磨きの技術ひとつで世界を旅する“靴磨きトラベラー”佐原総将(さはらそうしょう)さん。
彼はこれまでに38カ国を巡り、2,000足近くの靴を磨いてきました。
フィリピンのスラム街からドイツの豪邸に住む富豪まで。彼の旅はまさに「靴磨きでつながる世界」。その姿に共感し、多くの人が彼の活動を応援しています。

アフリカでの靴磨き旅、命がけの挑戦
今回の旅のはじまりは2024年4月20日、コンゴ民主共和国からスタート。
アフリカは「平和以外、何でもある」と言われるほどの治安の不安定な地域。
現地では、ホテルで「絶対一人で外出しないように」と言われるほどでした。しかし、どうしても磨きたかったのは“サプール”と呼ばれる、争いを拒み、ファッションで平和を訴える人々の靴。
彼らは年収のほとんどをスーツや靴に投じ、「汚れるから争わない」という哲学を持っています。
「靴磨きが人の心に火を灯す」— 旅の原点
靴磨きのきっかけは2019年、名古屋での路上靴磨きでした。
ある電車運転士の「時間通りに電車を運転し続けたい」という夢を聞いたことで、靴磨きを通して人の夢に触れ、心を整えることの尊さを実感。
「自分の夢を思い出すきっかけに、靴磨きがなれば」
そんな想いから、佐原さんは“旅する靴磨きトラベラー”となりました。
サプールの靴を磨くために、命がけの交渉も
コンゴでは、偶然出会った釣り目的の日本人旅行者から現地ボディーガードを紹介され、彼の協力のもと、サプールの村へ向かいました。
現地では村人たちの靴を磨きながら、ついに念願だったサプールの靴磨きも実現。
その活動が話題になり、なんと日本大使館にも呼び出され、現地大使の靴まで磨くことに! その後、大使の自宅で豪華な日本食をご馳走になったというエピソードも。
「靴磨きは、世界を照らす」これからも続く旅
佐原総将さんの旅はまだまだ続きます。
靴磨きという小さな行為が、世界のどこかで誰かの心を照らす。その力を信じて、彼はこれからも歩き続けます。
アフリカ編を経て、今後の活動にもますます注目が集まっています。
次回の報告会が待ち遠しいですね。

コメント