「聞いた言葉で心が創られ、発する言葉で未来が創られる」印象的な言葉に出会いました。
全国の学校で講演を行っている講演家・中村文昭さんのお話の中で心に残ったフレーズです。
一見シンプル。でも、まっすぐ心に届く言葉ですよね。
日々、聞いた言葉で“心の形”が作られ、
自ら発する言葉で“未来がかたちづくられていく”——
とても深い言葉です。
子どもは「その気」になると変わる
自分もつい、子どもたちに「アレしなさい」「コレしなさい」と
命令口調になってしまいがち。

でも実は、子どもたちは楽しいこと、興味のあることじゃないと本気になれない。
強制ではなく、“その気”にさせることがカギなのです。
「本気にさせるのは難しい。でも、“その気にさせれば”子どもは自然と動き出す」
「やらせる」のではなく、「やりたくなる」関わり方。
たとえば、学校が苦手な子に「行きなさい」ではなく、
「学校は“幸せになる練習”をする場所だよ」
そんなふうに伝えるだけで、心の中のスイッチがふっと切り替わるかもしれません。
子どもは、“気持ちが動く”と、自分で力を生み出せる。
その原動力を引き出すのは、私たち大人の「言葉」なんです。
ネガティブをポジティブに変える言葉の言い換え
別の本で出会った「言葉の言いかえ」も、大きな気づきでした。
ネガティブな表現も、言葉を少し変えるだけで前向きな意味に変わります。
ネガティブな言葉 | ポジティブな言いかえ |
---|---|
失敗した | 経験になった |
疲れた | よく頑張った |
怠けた | 休憩できた |
才能がない | 伸びしろがある |
合わない | 縁がない |
裏切られた | 期待しすぎた |
嫌われた | 離れるチャンス |
身体のハンデ | 自分の才能 |
この言葉の【陰と陽】のような感覚を、感じませんか?
言いかえひとつで、心の見え方までガラッと変わるんです。
他人を変えるより、自分を変える
「他人を変えるのは難しい」とよく言われますよね。
でも、自分の言葉・見方・捉え方を変えることなら、自分の意思でできる。
これは、ただの“変化”じゃない。
もっと深い“変容”なんです。
他人をどうにかしようとするより、まずは自分が少し変わってみる。
すると不思議と、周りも変わりはじめる。
言葉を変えれば、心が変わる。
心が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、未来が変わる。
今日からできる、小さな一歩
まずは、自分自身にやさしい言葉をかけてみる。
「よく頑張ったね」「大丈夫だよ」
そのあたたかさが、きっと誰かにも伝わっていきます。
特に、子どもたちにかける言葉は
時に「一生の心の支え」になることだってあります。
だからこそ、言葉を大切に。
言葉は、未来を変える種になるのです。
沖縄には「くとぅばじんちけー」という黄金言葉(くがにくとぅば)があります。
「言葉(くとぅば)はお金(銭)のように大切に、使い(ちけー)なさい」という意味です。
言葉が変われば、毎日が変わる。あなたの変容、応援しています!
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